胸の感触




うまく説明しようとしてできないもの。
よく耳にしたのは、時速70キロの車の窓から
手を出して、手のひらに感じる風がそれに似ているとか。
いや。でも違う。
胸の感触は、言葉にするとどうなるのか。
大人になれば自然とその感触を知ることもあるのだけれど、
知ったところで言葉で表現することがなくなると思います。
でも、知るまでは、
知ろうとして辞書を引いてみたり、
なんとか感触を味わう手段はないかと考えたり。
僕は未成年のうちは知ることがありませんでした。
学生から社会人になり、ようやくその感触を知り、
布が1枚あるかないかで、かなり感触が変わることも
知りました。
どんなに長い時間、いろいろな胸を触っても、
いつまで経っても飽きない物です。
男にとってそういうものだと分かりました。
でも、柔らかさ、肌触りは他に変わるものが無く、
「例えば」という表現もしづらいのです。
もしかしたら、的確な表現を誰かがしているのかもしれないのですが、
未だにしっくりくる言葉を、僕は聞いたことがありません。