暗い車の中で彼女の体に触れる




先日会った、元彼女との続き。
ブログに書いているうちに飽きてしまって、自分のことながら珍しく途中までにしていました。

一緒にサウナへ行こうと、会う約束を取り付けて、一度はキャンセルになったものの、当日になって約束が復活したという顛末でした。

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一緒にサウナへ行こうといっても、行ってしまえば別行動なので、1人で行くのと変わらないのですが、風呂から出て同じ車に乗り、さあこれからどうしようか?というところでした。
特に何かしたいというわけではなく、だからといって時間帯も遅く、行けるようなところも無い状況です。

正直なところ、下心が無かったとはいえませんでした。
だから、口説きに入ることもできたと思います。
でも、そうしたくはなかった気持ちもありました。
彼女とは良い関係でいたいと、こんな関係になりながら、今さらではあるのに、キレイなままでいたいという勝手な思いがありました。

何かしたい、できれば体に触れたいと思いながらも、懐かしい話や近況を話して、離れていた時間が少し埋まれば・・・というぐらいで。

彼女は、最近のできごとや、湧かれてからの気持ちを少し語ってくれました。
僕の近況は以前から電話やLINEで伝わっていたこともあって、そう多く話すことはありませんでしたが。
彼女は今まで話すことのなかった気持ちを教えてくれました。

僕は彼女のことを心底好きでいましたが、キッカケがあって別れることを選んで、彼女はそれを納得するために子供が産めるか産みたくないかという選択をしたそうです。

きっと、僕は子供を欲しがっている。
けれど、自分は生みたくない。

そこで、僕が欲しいと思っていることを優先して、別れることを納得したと。

当時の僕は子供のことはどうでもよく、それよりも彼女を束縛するために結婚をしたいと思っていました。
書類だけでも、法的なものでも、仮に嫌われていても離れることのできない何かが欲しいと。
ただ、あるときに身内のことを酷く言われ、終わりを考えるようになり、距離ができました。

決して嫌いでは無かったのだけど、当時は許すことができなかったのだと思います。

ただ、今となっては嫌いにならなかったことが、好きだった気持ちを引きずることになり、不安定だった私生活を支えてくれた思い出もあり、いつまでも関係を持ちたいと思ってしまっています。

ひとけの無い駐車場に車を停め、雨が降るのを見ながら、彼女と語る時間が過ぎていきました。
彼女は気持ちを語ったことで、何か支えていたものがあったように見えました。
ようやく昔のような笑顔を見せてくれたと思ったら、両手を広げて僕を抱き寄せて、頭や背中をさすりながら言葉をかけてくれました。

その優しさと、懐かしい香り、感触は10年という時間が一気に巻き戻ったようで、伏せていた下心を抑えることができなくなっていました。

彼女の背中に腕を回して抱きしめ、唇を重ね、片手で胸を弄り。
少しボリュームアップしたような腹と、懐かしい感触と。
彼女は拒否はしませんでしたが、身を委ねることはしませんでした。
いつもの笑顔で、照れたようなことを言いながら体を起こして、また身近なできごとを話して。

ただ、僕の下半身も反応が鈍くなったと話したとき、なんの気兼ねもなく手を伸ばして握り、固く反応していることを確認して笑っていました。

激しく降っていた雨と、雷が収まったころ、だんだんと朝が近い時間になりました。
僕も出張から現実の家へ帰らなければならず、夢のように感じていた時間を終わりにしました。