収入の減少と心のバランスが崩れる日



私生活でもイベントが多く起こるのですが、ここ数ヶ月、家のこと、自分のことと優先する順位を間違えていたことがあり、仕事での収入が減りそうな下半期です。
これまでなんとか誤魔化しながら家・自分・仕事と優先順位を変化させて生活をしてきました。
しかし、家のことを優先すると自分のことができなくなり、自分のことができないと仕事での効率が落ち、仕事が進まないと家に苛立ちを持ち込むことになり、最終的に妻の雷が落ちます。

僕が自分自身の変化に気がつき始めたのは3月頃だと思います。
依頼があったことに対して理屈を並べ、結果的に完了しないまま時間を過ごしてしまうことを繰り返していました。
その理屈もどちらかといえば抑圧的で上から見下ろすような口調でした。
そのことに気が付かないまま、僕は発想力が落ちたと思い、なんとか自分の時間を確保して豊かなアイディアを提案できるにはどうしたら良いかと悩み始めました。

仕事の時間をサボり、妻の目を盗み、なんとかして時間を得て頭をスッキリと切り替える機会を設けるようにしてきましたが、かわりに時間に追われて心に余裕が無くなり、依頼に対する抑圧的な態度は変わらないまま。
5月に仕事の進みが遅いことをクライアントから注意されました。
素直に謝るわけではなく、自分自身の仕事の仕方を正当化するような言い方で反論をしました。
6月半ば、ようやく堂々と自分の時間が持てると思い、息抜きをしたくて半日だけ出かけようとしました。
妻はそれを許しながらも無口で気に入らないような表情をし、その様子から怒られると感じ不安になった僕は、自分の身を守りたいからか先に妻に対して怒りの感情をぶつけました。

建ててから2年と経たないうちに、家の壁には穴が開きました。

7月になり、仕事の付き合いでお世話になっているクライアントをエスコートして1泊2日の外出をしました。
以前から妻には伝えていたのですが、僕はエスコートをしなければならないことが億劫で、外出できる嬉しさとは裏腹に気持ちは上がりませんでした。
妻は僕が喜んでいるのだろうと、その話題を振ってきますが、まったく気持ちの上がらない僕にとってその言葉は耳障りで、ましてやこれまでの経緯で「楽しい」や「嬉しい」とも言えず、不安や面倒な気持ちだけを伝えました。

いつの間にか僕にとって自分の時間を作るチャンスが、億劫で面倒なものに変わっていたのだと思います。
少し前までは外出することが楽しくて、そのために前向きになれていたのにもかかわらず。

妻とのちぐはぐさを残したまま1泊2日から帰ると、妻の気持ちは不安定になっており、建てた家についての愚痴を延々と語りました。
外出の前日に子供の夜泣きもあり、寝たのは4時間ほど。
外出中の宿泊もイベントごとのために睡眠時間は2時間か3時間か。
ようやく家に帰ってゆっくりと眠ろうと思っていた矢先でした。
10時に就寝して12時半頃に叩き起こされ、朝4時過ぎまで延々と説教を受けました。

1泊2日の外出中、僕はずっとネガティブな気持ちでいました。
子供のことを考えたらこれからも仕事に邁進しなければならないし、育児の責任を全うしなければならない。
でも僕の頭は自分自身が消えてしまうことばかりを思い浮かべ、いつになったらそうして良いのかと考えてばかりでした。
簡単に命を絶つことはできない、けれど存在を消すことならできるのかもしれないと。

家に帰ってその気持ちが消えたと思った矢先、深夜から早朝までの説教は体力的にも負担が大きく、そこから一週間ほどは体の重さや気怠さが残りました。

加えて長くお世話になっているクライアントから仕事が遅いことと、想いを汲み取られていないことを指摘されました。
今までは考えていることを現実化してくれている存在と言われてきたのが、それができない存在になったと。
そのとき、すっかり気持ちが切れてしまっていたこともあり、契約を切るのなら早く切って欲しいと思いました。

妻に契約が終わるかもしれないと伝えると、そこから数日間、僕の帳簿と通帳を並べ、ひたすら計算機を叩き、A4用紙にビッシリとチェック項目や気が付いたことを書き並べ。
夜中でも気になればスマホで検索をし、朝早くから僕の仕事場で計算機を叩き。
僕にはその様子が怖く見え、やはり家にいてはいけないのではないかと落ち着かない気持ちになりました。

もうじき月末がやってきます。
仕事が継続するとしても、一度崩れたクライアントとの関係性、継続してもしばらくはギクシャクとすると思います。
契約が切れれば収入面が大きく変わり、これまでのとおりにならないことが多くなります。

移転したばかりのブログも元に戻しました。
今年の費用は払ってしまいましたが、来年以降は費用が嵩むことのないように。

もし契約が無くなったらアルバイトでもしようという覚悟で独立をし、いつでもその準備はできていると思っていましたが、無くすことのできないものが増えると、その覚悟も嘘だったかのように思われます。
僕を必要としなくなったのではなく、僕はいらないと伝えられたようで気持ちも沈む一方で。
些細なことだと思っていたひとつひとつの所作が、妻を不安定にさせると思うと、ひと呼吸も躊躇われるようです。