感動が止まらない「Dad By My Side」

僕がDad By My Sideを知ったのは子供が生まれた間もなくのころ。

男性不妊症のおかげで、妻のお腹に子供を授かるまで苦労があったのですが、無事に産まれてからは初めての体験と、次々とやってくる現実に追いまくられて生活を送っていました。
そんな中で、妻が子供を連れて実家で生活するタイミングがあり、産まれて半年も経たない子供と別々の生活を送るようになりました。

はじめは気楽だと感じたたったひとりの生活。

家族で住むはずの新築の家にひとり。
たくさんある部屋は真新しいクロスの匂いが漂い、僕ひとりの生活では1回も訪れることのない開かずの間になりました。
気楽だったはずのひとり暮らしも、徐々にひとりには広すぎるその空間が寂しく感じられるようになり、苦労してようやく迎え入れたはずの子供がいないことが悲しくなりました。

そんなときにDad By My Sideに出会ったのです。

Dad By My Sideは、ロシアのSOOSHという女性画家が描く父と娘の絵です。
大柄でヒゲを蓄えた父親、その10分の1ほどに描かれた小さな女の子。
父親が女の子を守る姿が描かれた数枚の絵。
娘のために父親は何にでもなることができ、どんなことでもできる。
同じ布団で寝るときも、娘の邪魔にならないように小さく丸まって。
僕が知ったのは日本語のサイトで紹介されているところだったので、丁寧な解説が付いていました。
それを見ながらひとり涙しました。

何度も見直して、その度に心を揺さぶられ、SOOSHがどんな人なのかを調べて、この絵を手にしたいと思うようになりました。

調べれば調べるほど、「Dad By My Side」を国内で手に入れるのが難しいことが分かり、仮に売っていたとしても数万円の絵画。
心を揺さぶられたといっても、絵を飾る習慣の無い我が家では、その金額を装飾品に掛けることができません。
なんとか手元に置くことができないのかと調べ尽くした結果、2018年5月に絵本が入手できることが分かりました。

それを知ったときは、まだ1年近くあったと思います。
でも迷う余地はありませんでした。

すぐに注文をし、絵本が届く2018年5月を心待ちにしました。

年齢を重ねると、おもしろいもので時の流れが速く感じます。
予定通り子供は妻と一緒に家へ帰り、僕が感じていた寂しさは、懐かしさへ変わりました。
もうSOOSHの絵を見たいと思うことも無くなりました。

2018年5月はあっという間にやってきました。
発送したというメールが届き、配達の状況が伝えられます。

注文したときの心境を思い出しながら、僕は本が届くのを待ちました。
そして手にした「Dad By My Side」
もうあのときの寂しさは無くても、絵本に描かれた姿を見てこういう父でありたいと思いました。

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