クシャミをしたらゲロの匂い

いったい自分の体がどうなってしまったのかと心配になるほどの香りが掌から漂います。
ついさっき盛大に放ったクシャミは、思わず口を覆った僕の掌に大量の雫を付けました。
嗅ぎ慣れた自分の体臭が漂うかと思えば、普段とは違った異様な香りがしています。

たった1度のクシャミで。
僕の掌はとてつもない存在感を放つ、ゲロ臭い掌へと変貌しました。

なぜでしょうか。
人は臭いと匂いを嗅ぎたくなります。
僕も多分に漏れずそのタチで、臭い物は気になって何度も鼻を近づけます。
手を動かすたびに、僅かな風に触れて漂ってくる香り。
原因はクシャミをした時に口を覆っただけ。
それで僕の掌はゲロの香りになっています。

濡れた状態だけでその香りになっているのか、乾いたら香りは無くなるのか。
乾いた状態でもっと広く漂うように変化するのか。
これからの状況が全く分かりません。

ただひとつ分かったのは、濡れた手でタイピングをしている間に徐々に手は渇き、いつの間にか香りが気にならなくなってきているのです。
鼻が慣れてきたという考えもありますが、おそらく乾いたことによって臭気が漂わなくなったのではないかと思います。
試しに鼻に掌を当ててみましたが、やはり至近距離では顔を背けたくなるような香りがします。

きっとノドの奥底から噴き出すようなクシャミだったのです。
何か変わった物を食べたのか心当たりはありませんが、原因となる物が何かあったかもしれません。
ただそれは記憶に残るような印象深いものではなく、ごく日常的なものだったのではないかと。
そしてこの香りが消える前に、僕は夕飯を食べることになりそうです。

先ほど、米が炊ける音がしました。
今晩はひとりなのでレトルトカレーをベースにして、何か食材を足すつもりでいます。
この掌を使って。

食欲はあります。
どんなに鼻が曲がりそうであっても、これが自分の匂いだと思えば耐えられないことはありません。
むしろ何度でも確認したくなるくらいです。
興味があるのなら誰かの鼻にも近づけてみたいほど。

僕のクシャミはゲロの香り。
近くに誰もいなくて良かったと心から思っています。

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