自宅での仕事はオンとオフの切り替えが難しい



家族で暮らしながら、僕は自宅事務所で仕事をしているのですが、難しいのがプライベートとの切り分けです。
いつでも仕事に入れる。
いつでも家に帰ることができる。
という簡単なことではありません。
オンとオフとを切り替える時間が1秒も無いというところです。
遠くても近くても通勤に時間が掛かるというのは利点もあるわけで、仕事の嫌なことや難しいこと、家庭の悩みごとを切り替えることができます。
僕の場合はそれが無く、食卓に着くときにも仕事のことが頭から抜けないことが多々あります。
この点は以前から変えることができず、独身のころには何の問題も無かったことですが、家族を得てからは問題になっています。
家庭内では誰も悪くないですし、僕が現れるまでは良い雰囲気で過ごしています。
そこに仕事の考えごとを抱えたままの僕が難しい顔と不機嫌で現れます。
すると、まるで誰かが悪いことをして怒られているかのような空気に変わります。
今の家庭ならその対象は妻になり、僕はまるで妻に対して何かを起こっているかのようになってしまいます。
どんなに改めようとしても、毎回変わる仕事の状況と僕の機嫌。
時間が切羽詰まっているほどに切り替えは難しくなります。
子守りをしているときや、料理を作っているようなときは、他に考えることがあったり一生懸命でそれどころではなかったりするので、まだマシな方だと思います。
妻が食事の用意をして、僕が仕事場から呼ばれるときにはテキメンに脳みそが仕事のままで現れます。
僕自身がコントロールができていないので、とても面倒なことです。
毎日、妻と子供が出かけるときと帰宅するときには玄関先まで出て送り迎えをしていますが、僕がイラついたままの態度を少しでも見せると、妻は距離を置こうとして敬語になったり、玄関から外に出さないような対応をします。
背を向けたまま出かけて行きます。
僕は出かけようとしている二人を見送りに玄関まで出たのに。
ドアを閉められ。
自宅に仕事場があり、ひとり暮らしならこんなに便利なことはありません。
ただし家庭があるのなら仕事をこんなにも身近なものにするのは問題が起こるばかりだと感じています。
妻はなんでも自分の目の届く範囲で無ければ不安になり、あることないことを心配して自分のストレスを共有してきます。
ただ目の届く範囲にいてもストレスになることがあるのなら、仕事という距離を置きながらの生活が上手くいくのだろうと思います。
家族とはいえ自立した大人なので、四六時中、目の届く範囲にいる必要は無いのです。