おっさん同士の仲の良さ




大人になるとなかなか新しい出会いも無くなり、そのなかで親交を深めていくことも難しくなります。
最近、僕はそういう状況が分かっていて、青年会議所や守成クラブなどの集まりができるのかなと思うようになりました。
もちろん高い意識や目的があって結成されている物だと思いますが。
そこに参加していない僕が言うことでもありませんが。
会社勤めをしていたら同僚がいて、辛い経験や上手くいった経験を共有することができます。
嫌なことをお互いに愚痴にし、成功したら喜び合い。
今の僕はどうかといえば、嫌なことがあっても妻に話すと「それは違う」と諭され、友達に話そうにも仕事の内容から理解してもらわなければならず、なおかつサラリーマンだと「仕方が無い」という一言で終わります。
逆に良いことだと「良かったね」という一言。
実に薄っぺらいことで、僕は話したことでスッキリするのではなく消化不良になります。
良いことも悪いことも話せる相手がいないというのは寂しい物で、これは僕のような家に篭もって仕事をしている人に限らず、会社経営をしている社長さんも同じことなのではないかと思います。
以前、僕が勤めていたときにも耳にしました。
「社長は孤独だ」と。
当時の僕は意味が分かりませんでした。
でも今は今なりに意味が分かるような気がします。
経営の面白さや辛さ、大変さ、達成感は同じ立場で無ければ理解できないと思います。
それを社内で話してしまえば、部下は「社長は良いな」とか「俺達がやっているから」というような言葉に代えられてしまうように思います。
社長もそれが分かっていて口にすることができず、仮に他社であっても同じ立場の仲間だったら話せるのかなと。
僕も以前から話せる相手が欲しいと思っていました。
経営という立場では社長ではないので、勉強不足どころか勉強するほどのこともなく、だからといって良いことも悪いことも共感してもらえる仲間が作れず、技術論や営業の成果も話せず。
最近、ようやく似たような境遇で仕事を分け合える仲間ができたので、業務中は机を並べているような感覚でネットを通じて話ながら仕事をすることもあります。
するとお互いに違うクライアントを相手にしながらも、似たような悩みがあり、僕の経験も伝えられれば相手の経験も聞け、勉強になることもあります。
30代40代という年代になって、おじさん同士が仲良く話ながら仕事をし、ご飯をしている状態は若い人達から見れば気持ちの悪い物だろうと思う事もあります。
ただ親交を深めると考えれば、時には「怪しい」と思われるほどに接することも必要だと思います。
そんなワケで、おっさん同士でのメシ、通話が最近よくあります。