妻のつまらない話



妻と話していて必ずと言って良いほど険悪になることがあります。
それは買い物に関わることです。
僕はたいてい贅沢な物を欲しがります。
本当に贅沢かどうかは僕には判断ができないところですが。
新車を買う機会ができました。
それまで古くなった車を乗り続け、安全面にも経済面にも影響が出始めたので、そろそろ新車に乗り換えようということになりました。
あちこちの店を見に行って、気に入った軽自動車がありました。
だいたい値段の目安も付いていて、店員さんも目一杯値引きをしてくれました。
車は気に入ってます。
値段は店員さんが頑張ってくれたおかげで、買えない額では無くなりました。
それでも妻は車のグレードを落として中古車を見に行こうとしました。
結果的に判断が付かなくなり、値段交渉をした車を買いましたが。
妻にとっては気に入った車ではなく、気に入った値段に乗りたいようです。
家を建てようと話をしていました。
もう何年かになります。
そしてもうじき家ができあがろうとしています。
着工前からのことですが、妻は機能や見た目よりも先に価格を気にします。
この価格でできるものから選んでくださいと。
そのうえで、別の選択肢を持ってきて、こっちならさらに安くなるのでは?と始めます。
家の敷地に塀を建てようと話をしています。
気に入った物は数万円します。
妻はグラウンドにあるようなフェンスなら数千円で済むと言います。
一生に一度の買い物。
そのときに多少高いと思っても、満足のいく見た目にしたいと僕は思います。
使いたい物を選んでからの価格だと思うのですが、妻は価格から物を選びます。
パソコンも同じです。
スマホも同じです。
カメラもです。
靴もです。
金が掛かる物は、たいてい値段から話が始まります。
僕はそれがとてもつまらなくて、話しているうちに嫌になります。
態度もイライラした状態になっていると思います。
僕にとって希望の感じられない話なのです。
金から入る話は。
金のことが気になるのであれば、あとどれくらい稼げば良いのだろうかと思うこともあります。
僕の稼ぎが少ないから、こういう物の選び方をするのかと思っているところもあります。
でも車を買うことは、それまで頑張った自分へのステータスであったり、これからのポジティブな気持ちを保つ物になると思うのです。
家も快適に過ごすためには、機能や見た目が大切だと思うのです。
良い仕事をしようと思ったら、良い道具も必要だと思うのです。
“ほどほど”という言葉もありますが、僕が度が過ぎているとは思っていません。
だからこそ、妻の話はつまらないのです。

■■質問箱というのを置いてみました
ココから