父親が名前を決める権利




前から分かっていたことですが、子供名付けの権利は父親にはありません。
正確には権利が無いのではなくて、名前を考えても却下されることが多いのだと思います。
うちの場合もそうです。
産まれる前から名前を決めるように妻に言われていました。
何かある度に名前は考えたかと聞かれ、何パターンも思いつくわけではないので、聞かれる度に苦し紛れに言い訳をしたり、名前を考えたりしていました。
時にはそれが苦痛でケンカをしたこともありました。
ようやく新しい家族が生ました。
そのあと、いくつも考えた候補から僕なりの思いを込めた名前が浮かびました。
思いを込めた漢字と言葉の響きと。
ただ僕が考えた名前はあくまで提案です。
これまで考えてきたのと同じ提案の一例になります。
妻にとってその名前がどうか、義理の親にとってどうか・・・
僕は僕なりに、嫌々なところもありながらも思いを込めて名前を考えました。
妻に急かされながらでも納得する名前を提案しました。
でも、それがすんなり採用されることはありません。
仮に妻が思いを汲み取ってくれても、僕たちの親が良いと思ってくれなければ再び却下されますし。
そうでなくても僕の案は却下され続け、いくつも名前の案を考え続けたのですから。
妻は僕が考えた名前の最終案について、実母と相談をしたそうです。
僕にとって義理の母にあたります。
結果、実母は違う名前を挙げたそうです。
僕の思いは通じていなかったのです。
妻にも。
やはり却下されるのだなと思いました。
そして、義理の母にも思いはあるのだと思いますが、直接の親である僕の考えは汲み取ってもらえないのだなと思いました。
もともと僕の名前案は提案でしかありませんでした。
だから義理の母の案を伝えてきた妻には、僕はもともと提案しかしていないから、自分で言いと思う名前にするのが良いと伝えました。
真剣に考えた僕としては寂しい気持ちもありますが。