元カノ 忘れられない




ときどき思い出すのが結婚前に付き合った彼女のことです。
もう10年近く前になります。
思い返せば30代はあっという間で、ついこの間の別れで、
それから妻と付き合い結婚したのも、つい最近のことのよう。
でも僕は10年間の間にふたりの人と付き合い結婚をしました。
結婚前は自由で何にも縛られずに自然だった気がします。
それが窮屈なことなのか、そうではないのかは分かりませんが、
少なくとも時間が経ったことで楽しかったことを多く思い出します。
決して多くない遍歴の中で、僕にとっては最も体の関係があった人でした。
求められることが好きで、ひと言でいうとエロい彼女に身も心もハマり、
顔を見る度に、言葉を交わした次にすることといえば決まっていました。
時には一晩中では飽き足らず、ほんの少しの時間を置いて、
すぐに求めたこともありました。
体を求め続けていた関係も、いつしか気持ちが上になり情けも持ち、
何よりも心を大切にしていました。
そんなことから、心が通じ合うには体も大切と思うようになりました。
妻はそれとは逆で、心だけが大切で体はオマケのよう。
それは無くても心は通じ合うという考えのようだったので、
つきあい始めはそのギャップでケンカもしました。
僕も考えが変わるまで時間が掛かりました。
でも未だにあのときのことは、良く思い出します。
心は、あの頃とは別のところにやってきて別の人に通じていますが、
体だけはあの頃の場所に置いてあるように感じます。
ちなみに。
「別れた恋人と会いたい人が60%!」
だそうです。
僕はそれを数年間引き摺っていることになります。