貯金を聞かれた結婚前のこと
しょうがないことだと思いますし、
当たり前のことだとも思うのですが、
結婚の話が出たあとには貯金の話も出ました。
今、どれくらいの貯金があって、
これからはどんな見込みなのか。
すでに独立して会社勤めでは無かった当時、
毎月の売上げがあるにしても安定した収入とはいえなかったので、
やはり生きて行くにはある程度の貯金が必要でした。
僕はなんとなく数年間、ひとりで仕事ができていたので、
今後の数年間もやっていけると漠然的に思っていました。
しかし、妻はそんな眉唾な話、
というよりも安定感の無い話しは信用が出来なかったようです。
いまはどれくらいの貯金か。
通帳を見せてそれを説明しました。
収入に対してどれくらいの支出があるのか。
過去2年分くらいの申告書を揃えて、
細目のひとつずつ説明をして、その額についても
なぜそれくらいになるのかを話しました。
今よりも出張宿泊が多かった当時、
長いときには4日や5日は出かけていましたし、
設備投資も遠慮無くやっていたので、消耗品も多くありました。
収入に比べて無駄とも思えるほどの支出をして
思ったほどの貯金の無かった僕。
僕は僕なりに所得税を軽減したくて
使えるところにお金を使うようにしていましたが、
それを理解してもらうのには時間が掛かりました。
あれから数年経っている今でも、
年末を迎える頃になるとケンカの種になります。
ただあのときの貯金の話しは僕にはとても大変でした。
しっかりとした道筋や計画が出来ていなかったことも
悪いのですが。。。
なぜ?どうして?これからは?
いつまでに?なにが?と疑問をかぶせられて
過呼吸になったのもあのときが初めてでした。
20代のころに遊びほうけ、
無計画に迎えた30代の思い出というか
経験です。
ディスカッション
コメント一覧
初めまして。いつもブログ拝見させて頂いてます。
今回のお話、すっごく共感してしまいました!両者に、笑。
私もフリーランス5年目です。個人で仕事をしている人の金銭感覚って、会社で働いてる人にとっては理解しがたいところありますよね。お給料だと税金とか気にしたことないだろうし。設備投資のことを考えるとまるで自転車操業だし。不安定と言われると不安定ではあるので、指摘されたくないところも多々あります。
ただ私は結婚2年目で、結婚当初、旦那さまからお金に関して何も言われなかったことに驚きました。旦那さまは公務員ですが、収入や貯金や今後いくら生活費を出すかなどまったく相談してくれなくて、すごくイライラした覚えがあります。当時私の方が稼いでいたのを気にしてか、無駄使いをお互いしないので安易に安心していたのか、、。
険悪になりたくなかったので、そういえばお給料日っていつなのぉ?とか少しづつこちらから話をして、今はなんとかお金に関しては把握できてきました。ないならないで、すぱっと最初にいってほしいと思うのが女性ですかね。
男性って直球でお金の話されるの苦手ですか?
ありがとうございます。
お金の話しは苦手です。
僕の場合、お金のことというよりも、何の話しであってもそれをキッカケに思いもよらないことを言われるという気持ちになります。
たとえばこの話をしたことで「もう少し貯金を・・・」という流れが見えますし、そうなれば使える金額も減りますし、金額そのものよりも気持ちが凹みます。
話したことによって安心感を得てもらうというよりは、自分が縛られるというイメージが強くあります。
妻からは、ささいなことを質問しているつもりなのかもしれないのですが、そこからどんな話しになっていくのかという恐怖心があります。
意図しているのがその質問だけでしたら気にしないのかもしれませんが、そこから先のことを思って口をつぐむということなのではないでしょうか。
あくまで
僕の場合ですが。