手紙という書き置きをしてみる




なんだかいてもたってもいられなくなって
自宅のアパートへ行ってみました。
もともと友人と昼ご飯を食べる約束はしていました。
まさか僕が実家へ戻るという状況は想像していなかったので、
昼ご飯を食べるために、そして今の状況をカモフラージュするために
いったんアパートへ戻ります。
待ち合わせ時間ちょうどというくらいに
なんとかアパートに着いて、何事も無かったように部屋にいたのですが、
少しだけ昨日とは様子が変わったようです。
食べ物が少し散らかり、いままで僕の仕事だった後片付けが残りっていました。
そして手紙の山。
きっとこの中には僕宛の仕事のものも含まれている。
けど、今は見なかったことにしようと、ひとまず友人を待っていました。
さほど待たずに、友人が迎えに着てくれたので、
今の状況を隠したまま何気なく話をして、楽しく昼ご飯を食べました。
その後、やっておこうと思っていたことがあります。
妻への手紙を置いてきました。
僕は以前から愚痴っぽく妻のことを悪く思ったりしていましたが、
やはりこういった状況を迎えてみると寂しく不安になります。
何度も思っていたのにも関わらず追い込まれると後悔するという
自分でも情けないことになっているので、その気持ちを素直に書いて
謝罪の言葉と合わせて、これから先、何十年かあとも幸せでいられるように願いを
書いて置いてきました。
A4のプリント用紙1枚分ほどの短いものです。
まだまだ書けそうなくらいでしたが、
同じことを何度も繰り返して書いてしまいそうだったので、
ストレートに書いてあるていどで閉じました。
夜になって、
妻からメールが届きました。
一週間、僕は実家で生活をしますが、
妻が休日になるタイミングで、冷静に話し合いをしたいと
思います。