孤独を感じる不妊治療




昨年から男性の不妊治療を続けていますが、
ずっと孤独感を持っていました。
妻にはいらぬ負担をかけてしまったという思いもあり、
「そんなことはない」と言ってもらっても、
僕の体が若いままだったらこんなことはならなかったという
気持ちは拭えませんでした。
妻は病院に通うことも多く大変だと思いますし、
僕も料理を作ったり洗濯をしたり掃除をしたり。
気が付く範囲でしか無いけれど、僕も家事をするんだという思いでいました。
でも
排卵に合わせて子作りをするタイミング法のとき以外、
なかなか体を重ねることのできない欲求不満と、
そうはいっても発射して製造をし続け、新鮮な状態を保たなければいけないのと。
僕に対する協力って無いのかなと思っていました。
家事は僕が協力では無く率先してすること。
妻はそれを求めていました。
なにをすれば良いのか聞くのでは無く、
自分で必要なことをしろと。
だから僕なりに気が付くことをし、
ときには仕事を後回しにして、
そして数日ごとに発射してきました。
タイミング法が上手くいかなくて人工授精になると、
体を重ねるキッカケすらなく、僕はいったい何をしているのかと感じていました。
液体だけ出せば、そこに感情は無いのだろうかと。
協力して欲しいと何度も叱られ、
僕なりにやっていることが気に入ってもらえず、
それでも僕は自分でなんとかしなければならず。
話しても気持ちを分かってくれる友人もいなかったので、
ひとりで孤独で仕方がありませんでした。
僕が薬を飲み始めてから
一年が経過しました。
妻に何があったのか分かりませんが、
僕が家事をしようとすると、それを遮って自分でやるようになりました。
僕が何かをするとお礼をいってくれるようになりました。
僕が溜まっている様子だと、いつもとはいえませんが、相手をしてくれるようになりました。
孤独感は驚きになって、
いまは僕に協力してくれているんだと感じて感謝しています。