台風の影響

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僕は台風の被害には慣れていなくて、
強い雨や風が珍しくてしょうがない。

沖縄や九州、四国などのように、
台風の通り道になってしまうような地域の方々には申し訳ないのだけれど、
少しワクワクとしてしまうところがある。

大きな被害が出ることもあるのに、そんな感情を抱くなんて不謹慎だなと我ながら思うのだけれど、
それでも風が吹き付ける音や、雨が窓を強く叩く音には、どこか心躍るものがあって、
通り過ぎた後の枝葉の散らかった様子、看板や自転車が倒れた様子に惹かれる。

昨日、今日とやって来た大きな台風。
台風が来ること自体は歓迎していない。
濡れることは嫌いなので。

でも、10年に一度ほどの規模と聞くと、
一体それがどれだけのものなのかと、
怖い物見たさのような感情が湧いた。

これも、僕があまり台風の被害に馴染みが無かったり、
身の回りでそういう被害を目にしたことが無いからかもしれない。

たまたま外出の予定があって、
ホテルで迎えた台風の夜。

チェックインの前から雨に叩かれ、
強い風と急に下がった気温に体を震わせながら、
タイヘンだタイヘンだと思って夜を越した。

翌朝、早くに雨は止んだものの、風は強く吹き、
1時間のうちに何度か救急車の音を聞いた。

僕が道路を歩くときにも、強い風が体を持っていこうとした。
こんなに煽られるものなのかと体験した。

僕のワクワクは、やっぱり不謹慎で、
たいへんな思いをしながら台風の一夜を過ごしたり、
通り過ぎた後、その片付けに追われたり、
被害に遭われたりした方も。

決してテレビだけの状況じゃない。
今ごろ、こんなことを感じるなんて。
30代も半ばを迎えて・・

1時間も遅れて、駅にはたくさんの人たちが
座り込んだり、走り気味に通り過ぎていったり。

僕もそのなかの一人になって、
家路を急ぎます。
大好きな妻が待っているので。

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