夫婦の出迎え方の違い




今日は僕も夕方から用があり、帰りの時間が遅くなりました。
妻はいつも暗くなるまで帰ってきません。
そのため、いつも一緒の夕食は、僕は外で、妻は家でいつものように。
そういう予定でした。
僕の帰宅時間は、自分で想定していたよりも遅い時間になりました。
明日は2人で出かける予定もあるのだから、
きっと早めに休んでいることだろう。
帰ったら僕も素早く片付けをして休むことにしよう。
そう思いながら帰宅したのです。
家に着くと、珍しく居間の電気が消えていました。
いつもは妻がテレビを見ながら、パソコンを開いているのに。
もう寝室かと思いながら、玄関へ近づくと、寝室も電気が消えている様子。
風呂か?まだ出かけているのかな?
明日は早いのに大丈夫か?
玄関のドアに鍵を差して開く。
部屋の中は真っ暗。
でも声がして、その方向を向くと、寝転んだ妻。
パソコンの画面に顔が照らされている。
どうしたのかと聞くと、怠けているとの答えが。
姿は家に帰ってきたままの服。
台所には食べ散らかした食器が広がっている。
おそらく妻は、家に帰ってきて、鍋にあるものを食べた後に、
居間で電気も点けずにインターネットをしていた。
窓も開けっ放しで、カーテンも開いている。
風呂に入る気も無いようだ。
僕は毎日、妻が帰宅する時には必ず玄関で出迎えている。
暗くなので電気を付け、声を掛ける。
妻は電気もつけなければ、寝たまま起き上がることもない。
挙句には背中を向けている。
それでも家事をしているつもりなのか、
昨日は朝ごはんを食べて食器を片付けてから出勤する余裕ができたようなことを言っていた。
食器を洗うのは僕の役割になっている。
洗濯もここのところは僕がしている。
たたむことも。
朝ごはんは作っていないが、それ以外の食事は準備することも多い。
歯磨き粉を買ってきた。
もうじきトイレットペーパーが終わることに気がついているのは僕だけだろう。
僕は些細なことに腹を立て、妻に魅力を感じない日が増えているけれど、
出迎えの違いを見れば、むしろ妻の方が僕を男として見なくなってきているのだろう。
一緒に帰ったときも、妻は自分だけ先に入って
ドアを閉めてしまう。
以前に喧嘩をしたときに、やめて欲しいと伝えたが、
きっと一欠片も覚えていないのだろう。